ダイエットには食事?運動?どっちがいいの?その1
体脂肪を減らそうと思った時に
ジムに通ったり、ランニングを始めたりとすると思います。
実際に私のところに相談に来る方も運動をメインに考えている方が多いです。
しかし、実は体脂肪を減らす為には、運動よりも食事の方が重要です!
ボディビルダーやトレーナーですら、運動よりもむしろ食事の重要性を伝えています。
筋肉をつけるためにも食事は重要なのです。
今日は、ダイエットにおける食事の役割をお教えします!
〈食事と運動によるカロリー消費〉
多くの方がダイエットの時に、運動でカロリーを消費しようと考えがちですが、
実際、運動だけでカロリーを消費しようと思ったら、かなり激しい運動か長時間の運動をしなければなりません。
例えば、ドーナツやアンパン二つ分は420kcalほどあります。
これを消費しようとすると、体重60㎏の人であればランニングを1時間も行わなくてはならず、
1時間も運動して、ちょっとお腹空いた思って食べてしまうとそれだけで台無しです。
ちなみに1時間の筋トレでは150~270kcalほどしかカロリー消費出来ません。
運動でカロリーを消費しようと思うと時間がかかってしまいます。
<食事の役割>
食事は身体を動かすエネルギー(カロリー)補給にもなりますが、
それだけではなく、体を作る栄養素の補給も同時に行っています。
栄養素に偏りがあると体の代謝が上手くいかず、同じカロリーのものを食べていても脂肪になりやすくなります。
また、運動していても脂肪が減りにくいです。
栄養素はそれぞれ体の中で役割が違います。
例えば、ビタミンは糖質・たんぱく質・脂質の代謝を助ける働きがあるので、
ビタミン不足は代謝が落ち、エネルギーとして循環できず脂肪として溜まりやすくなります。
内臓の働きを調整するホルモンも脂質とたんぱく質から作れるので、不足すると内臓の機能が低下します。
基礎代謝量は内臓の働きが60%を占めるので、内臓の働きが低下すると
身体を守るために基礎代謝量も落ちてしまい痩せにくくなってしまいます。
このように栄養素の偏りは体脂肪の分解や筋肉を作る仕組みの歯車を狂わせてしまうのです。
つまり、食事の役割は代謝しすい体を作ること。
栄養素の偏りをなくすためには、
色んな物を食べることが必要です。
ですので、○○だけダイエットは偏りを作ってしまうので辞めておいた方がいいです。
色んな物を食べるコツは?
1食で肉or魚・野菜・キノコ・海藻類・発酵食品などの食材を満遍なく食べる事を意識しましょう!
これで大体のたんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルを補えるでしょう。
細かい部分は人によっても違うので、ここでは言えませんが
基本的には
●主菜:肉or魚
●副菜:野菜・キノコ・海藻類
●汁物:主菜と副菜で足りなかった分の発酵食品やその他の食材を補う
をセットとして毎食意識するといいでしょう。
ここまでだと、運動しなくても良くない?
っと思う人も多いと思いますが、実は運動には食事では補えない大事な役割があります。
次回は運動の役割と方法についてお伝えしたいと思います。
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美しい体のラインを作るダイエットとボディメイクについて指導しています。その人の生活に沿ったダイエットの実践の仕方を教えています。
理学療法士・日本ダイエット健康協会プロフェッショナルアドバイザー・s食欲コントロールダイエット協会マスター・日本アロマリハビリテーションマスタープラクティショナー・その他
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