痩せる為には知っておこう。太るメカニズム②
こんにちは!
STUDIO NANAO
プロフェッショナルダイエットアドバイザーの拓哉です。
前回は脂肪細胞が中性脂肪を吸収することで膨らむ&分裂することによって太ります。
という話をしました。
●痩せる為には知っておこう。太るメカニズム①
では、その中性脂肪はどこから来るのでしょうか?
今日はその中性脂肪についてお伝えします。
>>過去のダイエット記事
●ダイエットを失敗する理由はコレを理解していないから
●リバウンドな話
中性脂肪とは
中性脂肪(別名トリグリセリド)は
身体を動かすエネルギーである「グリセロール」と「脂肪酸」を
1:3の割合で
保存しやすいように袋詰めした状態だと覚えていてください。
その中性脂肪はいつでも分解してエネルギーとして使えるように
最初は血液の中にあります。
ただ、中性脂肪が増えすぎると
粘度が高くなり、ドロドロになってつまりやすくなります。
また、血管内壁の細胞を傷つけ炎症を起こし、
動脈硬化の引き金にもなります。
そのため、脂肪細胞は過剰に余っている血中の中性脂肪を吸収し貯蓄します。
つまり、血中の中性脂肪が多いと太りやすいということです。
中性脂肪が増える原因は2通り
この血中の中性脂肪が増える原因は大きく分けて二つあります。
①中性脂肪を摂りすぎる
②血糖値が高い
①は想像がつきやすいかと思います。
部位によりますが肉や魚などの脂身が多い食べ物を
多く摂取すると中性脂肪は蓄積されやすくなります。
ただ、肉や魚はタンパク質やビタミンBも豊富なため抜くのはダメです。
というか脂身だけではそこまで太れないと思います。
簡単に説明すると
摂取した中性脂肪はグリセロールと脂肪酸に分解され
エネルギーとして使われます。
余ったグリセロールと脂肪酸は貯蔵するために、
また中性脂肪に合成されます。
これが中性脂肪が増える原因のひとつです。
グリセロールは身体のいろんなところで使われやすくすぐ消費されます。
が、脂肪酸は糖が少なった時に使われ始めます。
なので脂肪酸は余りやすいのですが
脂肪酸だけでは中性脂肪として保存できませんね。
グリセロール1に対して脂肪酸は3もあります。
保存するためにはグリセロールをどこからか摂らなければなりません。
その手助けをするのが②です。
むしろこっちが一番問題になりやすいです。
糖分もエネルギーとして使われます。
糖は分解されるとブドウ糖(グルコース)になります。
それらはまず血液内に放出され全身のエネルギーとして使われます。
この血液内にある糖の量のことを血糖値と呼びます。
糖が余った状態っていうのが血糖値が高い状態ということでです。
血糖値が高いと中性脂肪と同様に血管にダメージを与えてしまいます。
ですので、血糖値を下げるために
膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは血液中の糖分を貯蔵させるために
まずは、ぶどう糖をグリコーゲンという形に変化させることを促します。
グリセロールやらグリコーゲンだとか名前が超ややこしいですね笑
ちなみにグリセロールやグリコーゲンの名前の由来は
ギリシャ語のglykys(甘い)からきているそうです。
話を戻します。
グリコーゲンは筋肉や肝臓に貯蔵されますが、貯蔵量は多くはありません。
肝臓に100g、筋に300g程度と言われています。
それ以上は脂肪細胞に貯蔵したいので、中性脂肪にしたいところです。
なのでインスリンは今度、余った血中のブドウ糖をグリセロールに変化させるよう促します。
そうすることで、血中に余っている脂肪酸とくっつき中性脂肪にします。
ここまでが太るメカニズムです。
実は血糖値とインスリンにはその他にも様々な影響を及ぼすのですが、
それはまた別の機会にお伝えします。
さて、次回はいよいよ、痩せるメカニズムについてお伝えします。
ではまた、へばね!
LINE
予約や質問もLINEからどうぞ!
インスタグラムもやってるよ!←ヨガやピラティス、ボディメイクについて発信!
投稿者プロフィール
-
美しい体のラインを作るダイエットとボディメイクについて指導しています。その人の生活に沿ったダイエットの実践の仕方を教えています。
理学療法士・日本ダイエット健康協会プロフェッショナルアドバイザー・s食欲コントロールダイエット協会マスター・日本アロマリハビリテーションマスタープラクティショナー・その他
最新の投稿
- お知らせ2024年7月27日ビーチヨガ中止のお知らせ
- お知らせ2024年7月7日ビーチヨガ中止のお知らせ
- お知らせ2024年6月25日2024ビーチヨガ開催のお知らせ
- お知らせ2024年4月30日張間陽子さんにピラティスを体験していただきました!